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4thシングル「NANAKORO!」発売! BMKスペシャルインタビュー

BMKの4thシングル「NANAKORO!」が発売中!“七転び八起”をテーマにした全力全魂のシャカリキ直球ラブソングだ。曲の魅力やMV撮影の裏話はもちろん、“片想い”をテーマとした今曲にちなんで、メンバー達が考える“モテる”ファッションポイントや特別な日に着たい勝負服までたっぷりインタビュー!B盤・M盤・K盤にそれぞれ収録されている、「恋華火」、「あっちっち!」、「feel」を通して、彼らが開拓した“BMKの新境地”についても迫ってみた。

プロフィール

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BMK

コンセプトは“凧のように逆風を受けるほど上昇する、逆境に負けないグループ”。元気の勇気を発信し続ける5 人組エンタメ集団。2021 年1 月にシングル「モンスターフライト」でメジャーデビューを果たし、オリコンウィークリーCD シングルランキングで初登場2 位を獲得。「だって今日まで恋煩い-シーズン2-」は、2022年9月度「ゴールドディスク認定作品」に認定された。BMKメジャー1stアルバム「the FIRST」【WHITE盤】【BLACK盤】が発売中!BMK公式サイト▶https://bmk-official.com/

勝負服から口説き文句まで!?
“モテレッスン”を披露する
ストーリー仕立てのMVも必見!

 ―全力投球の片想いソング「NANAKORO!」は軽快でキャッチーなメロディーが印象的ですね。

米谷:「初めて聴いた時、なんて明るくてポジティブな曲なんだろう!と思いました。歌詞にもド直球な気持ちが綴られているし、テンポも速くて、曲調もいい意味でせわしない。息継ぎせずに駆け抜けていく感じが、すごく楽しい曲だと思いました!その反面、迫力がありすぎて“自分に歌えるのかな…”という不安もありました。実際歌ってみたら、やっぱり難しくて…(笑)。こんなにまっすぐド直球に片想いをしたことがなかったので、自分に置き換えて想像をしても、どこか他人事のような歌い方になってしまう。レコーディング中も、「気持ちが入ってないよ」とディレクションしてくれた先生からアドバイスを受けたりしました。実は、今回リリースした「NANAKORO!」、「恋華火」、「あっちっち!」、「feel」4曲のなかで、一番録り直した回数が多い曲です」


―ストーリー仕立てのMVも見応えたっぷりでした!

佐藤「MVでは恋に奮闘するミカちゃん(三隅さん)に、僕たち他メンバーがモテレッスンを伝授していく様子が描かれています。レッスンの内容は、監督が僕たちのプロフィールや活動から、イメージを膨らませてくれて、あてはめてくれました」

―空手、けん玉、ファッションなど、個性豊かなモテレッスンが繰り広げられていましたね(笑)

松岡:「僕は空手が上手い人の設定で、貧弱なミカちゃんを鍛え直す設定でした。設定は決まっていたけど、台詞は自分達で決めていくスタイルでした。何を話しているか聞こえない分、動きで何をしているか伝えないといけなかったので、とにかく派手に動いて、楽しみながら撮影しました」


―自由度の高い撮影だったんですね!楽しそう!

三隅:「そうですね!監督も楽しくなってきちゃったみたいで、実は空手のシーンだけで1時間くらい撮影してるんです。MVではカットされていたけど、上段蹴りとかもやりました」

―中原くんはラブレターの書き方をレッスンしていましたね。

中原:「そうですね、僕は言葉で“女の子を口説く達人”としてレッスンしています(笑)」

松岡:「リアルとは、真逆だけどね(笑)」

中原「おい!(笑)僕も撮影も台詞はなくて、僕たちで色々考えていきました」

―ということは、“女の子を口説く台詞”も作ったということですか?

中原:「もちろん、あります!(笑)台詞を言う時に大事なのは相手の目をしっかり見つめること。そして、目が合った瞬間にこの台詞を言って下さい、“俺のこと好きだね…!?”と!」

松岡:「それをミカちゃんは教えてもらったわけだ(笑)」

三隅:「それが一番しんどかったな~(笑)リアルは真逆な人からアドバイスを聞かなきゃいけなくて…(笑)」

中原:「おい!(笑)あと、手紙を渡すシーンでみんなが僕に抱きついてくる演出があるんですけど、米ちゃん(米谷くん)は本当に心の底から喜んでいる感じで抱きついてきてくれて、嬉しかったです」

―米谷くんはどんなレッスンを担当したんですか?

米谷:「僕は“特技を身に付けろ!”ということで、けん玉のレッスンを担当しました。MVで使っているのは、MYけん玉なんです。ミカちゃんに“やってみろ!”ってけん玉を渡すシーンがあるんですが、5回目くらいで技が成功して!みんなで普通に驚いたんですが、その時の素の表情がMVにも使われています」

三隅:「あのシーンの撮影が一番盛り上がったかもね(笑)」

特別な日こそこだわりたい!
メンバー自身が考える
ファッションの“モテポイント”とは?

―佐藤くんのレッスンシーンでは、皆さんカッコいいスーツ姿を披露していましたね。

佐藤:「僕はスナマグさんでの経験を活かしまして、“オシャレのレッスン”を担当させていただいています!でも実は衣装で着用したスーツの着方が分からなくて、メンバーみんなで正しいスーツの着方を調べながら着たんです(笑)正しいネクタイの付け方とかも分からなくて、ネクタイは実は両面テープで貼ってつけています(笑)」

―ちなみに、皆さんが特別な日に取り入れたいファッションの“モテポイント”はありますか?

佐藤:「僕のポイントは、服のシワをつくらないこと!今までスナマグさんの撮影で色々な衣装を着させていただくなかで、“いいシワ”と“悪いシワ”が分かるようになったし、古着屋さんで撮影した時には、“意味のあるシワ“の魅力を知ることができました。だから、特別な日は“いいシワ”だけつけていきましょう!」

米谷:「ギャップがポイントだと思います!僕の場合だと、普段はジャージばかりだけど、特別な日はシャキッとしたジャケットスタイルでキメたり。あと、メンズはハンカチを持ってるといいよね。手を洗ったときとか、さりげなく差し出したりできたらカッコいいと思う」

松岡:「ファッションに限らずだけど、周りとの違いをみせることが大事だと思います!周りの人とは違う服、あと草履を履いたりとか…(笑)(※松岡くんは普段から草履を愛用。撮影の集合時も草履で登場しました)身に付けるものは、インパクトが大事だと思う。気になるキッカケを与えてくれるし!」

中原:「相手の好みやTPOに“合わせること”もポイントだと思います!でも、合わせすぎると守りのスタイルになってしまって、攻めの一歩が出せないと思うから、自分の好きなものを突き詰めて表現する姿勢は忘れないようにしたいです」

三隅:「オシャレは足元からと言いますから、ピカピカの革靴なんていかかでしょう?靴は結構大事だと思う。僕らの世代だと、私服で革靴を履いてる子は少ないと思うので革靴を履いていったら、“この人、ちゃんと時間をかけて、私のために良いものを選んできてくれたんだ”と思ってくれるんじゃないかなと思う。あと見えない努力も大切だと思う。女の子が特別な日にネイルとか髪とか準備をしてくれるように、男性も色々できる準備があると思う。靴を磨いたり、革靴を用意したりっていう行動がそのひとつだと思う。」

新境地を開拓!
体当たりの表現で挑んだ「恋華火」

―「恋華火」は情景が浮かぶようなリアルな歌詞が印象的でした。今曲について、“体当たりで挑戦した表現力が必聴!”というコメントもしていますね。

佐藤:「BMKの恋愛ソングは、なかなか一歩を踏み出せない片想いを歌った曲が多くて、今回のような恋愛が成就してカップルになったあとを歌った曲が初めてだったんです。なので、今までやってきた以外の表現に新しく挑戦したいと思ったんです」

ー新しい表現に挑戦する上で、今までと変えた部分などはありますか?

三隅:「僕のパートで、サビの終盤でラップっぽいパートがあるんですけど、そこはかなりウィスパーな声で歌っています。今までBMKの楽曲で息を多く含んだ声を使うことは無かったんですけど、ウィスパーな声を使うことで、大人っぽい仕上がりになっています。このパートが好きと言ってくれるファンの方も多いので、これを機に取り入れていきたいと思います!」

中原:「僕が担当したラップパートも今までと比べて、おとなしめな歌い方になっています。そんな雰囲気のなかにも、強い意志や芯を表現しなければいけなかったので、挑戦的なことが多かったです。あと、「花火見ろって感じ(笑)」という歌詞が、女の子が言った台詞を“再現する”という形で入っているんですよね。その表現も課題でした。レコーディングでは、“実際に言われている”ような雰囲気で歌いましたが、ライブで歌う時は、立ち位置とか振り付けの関係でけんぱと目が合うんです(笑)だから、ライブでは、僕はけんぱに言い聞かせる気持ちで歌っています(笑)」

即興歌詞やラップベースの楽曲まで、
カップリングで新しい魅力を体感!

―「あっちっち!」は、“これぞ、BMK!”な元気炸裂なロックサウンド!AメロとBメロの間奏で突如聞こえてくる、皆さんの賑やかな声も聴きどころですね(笑)

佐藤:「僕が一番好きなところ!」

松岡:「あの部分の存在は、レコーディング当日に知らされたんです(笑)自分の前に録ったメンバーの声を聴きながら、レコーディングをするんですけど、僕の前が聡ちゃんだったんです。だから、間奏でいきなり聡ちゃんが喋り出したときはびっくりしました(笑)“あち~”とか言ってるから、この人、夏バテして変になっちゃったのかなと思って(笑)なので、あの部分は全て即興で、一人ずつ録ってるんです」

―そうだったんですね!では、最後の人が全員分の声を聞きながら、レコーディングをしたということですね。

米谷:「そうです!一番最後が僕だったんですが、僕もそのことを知らなくて、Aメロが終わった途端、急に4人分の色んな台詞が聞こえてきて、めちゃくちゃびっくりしました(笑)ミカちゃんは“ただ今の最高気温は~…”とか淡々と喋っているし」

佐藤:「僕、米ちゃんの台詞が一番好き!“これ、燃えてんじゃねぇの?やっぱ燃えてねぇわ!”っていうとこ(笑)」

ー映画の名セリフとしても有名な「考えるな、感じろ!(Don’t Think! Feel!)」をテーマとした「feel」。今までにないラップ主軸の楽曲で、すごく新鮮でした!

松岡:「ラップは僕と聡ちゃんの2人が担当しました。Aメロ・Bメロもラップというのも珍しいし、Aメロが聡ちゃん、Bメロは僕という、斬新な歌割りになっています。ラップは好きだからすごく気合が入っていて、レコーディングに向かう時、ずっとラップの練習しながら街を歩いていたくらい(笑)その様子を偶然、マネージャーに目撃されたこともありました(笑)」

中原:「普段と違うベクトルのラップだったし、熱量を出せる部分が限られてくる印象でした。自分が準備してきたものをレコーディングで披露すると、もう少し落としてとか、ちょっとけだるそうに歌ってほしいなど色々な指示をいただきました。自分に無いものを、新しいところから引き出しながら、作り上げていく感覚だったのでレコーディングは苦労しました」

秋冬に欲しいアイテムも!
BMKが挑戦してみたいスタイルとは?

―連載「BMKが代行調査!ウワサの服屋さん」で、様々なお店でファッションロケを行ってきました!印象に残っている撮影やメンバーのスタイルはありますか?

三隅:「僕は匠(佐藤くん)の回で紹介されていた『新華』さんが、実際に足を運んでお買い物をしたくらい、自分に刺さりました。お店の雰囲気はもちろん、テーマになっていた“レイヤードスタイル”に惹かれました。秋冬はレイヤードスタイルに挑戦できるように、ロング丈のアイテムを増やしていきたいです」

佐藤:「色んな古着があったもんね!僕は米ちゃんの回で紹介されていた、『Mr.treize』さん。アクセサリーを身に付けるだけでこんなも雰囲気が変わるんだと思ったし、服を引き算して、アクセサリーを主役にしていく着こなしもすごく勉強になったし、自分も挑戦してみたいと思いました」

米谷:「そうだよね!あの撮影を機に、シルバーアクセサリーっていいなと思って、アクセサリーを買うようになりました。『Mr.treize』さんで、イヤーカフとかゲットしたいなぁ。けんぱの回で紹介された『BLACK MARKET』さんの革ジャンもカッコ良かったね」

松岡:「真っ赤な革ジャンを着させていただきました!普段、革ジャンを着ることも少ないし、お店の方に革ジャンのお話を色々教えていただいて勉強になりました」

中原:「僕は自分が行かせていただいた『パンダ』です!普段の自分のファッションとギャップが凄すぎて…!すごく個性的なグッズがいっぱいあったし、90年代に流行っていた服やアクセサリーとか、色々なアイテムを見つけることができた。古着の世界にすごく興味が湧いたし、またお邪魔して、何点か購入したいと思いました!」

―秋冬に狙っているファッションアイテムはありますか?

三隅:「『新華』さんで、黄色にオレンジの刺繍が入ったスラックスを購入したので、それに合わせるトラックジャケットを色々集めたいです!この前、adidasの緑色のフード付きトラックジャケットを古着屋で見つけて、いいな~と思ってたら他の人に買われちゃって…(笑)なので、個人的には緑色のトラックジャケットを探しています」

中原:「今日の撮影でみかちゃんが着ていたような、フルジップのフーディーを取り入れた服装に挑戦したいです!あと普段、けんぱとか米ちゃんが履いてるトラックジャージとか。自分が今まで選ばなかったジャンルに挑戦したいです」

松岡:「僕、セットアップが好きなんです。そろそろ寒くなってくる季節なので、今年もセットアップを色々集めたいです」

米谷:「ジャージが好きで色々持ってるんですが、派手な色が少ないんです。服を整理すると黒の半袖シャツが4~5着あったり、紫の半袖が2~3着あったり、同じ色のアイテムも多いんです(笑)なので、柄シャツとかカラフルな色味を取り入れたいです。」

佐藤:「僕は『Loshuna』さんで着た韓国テイストのスタイルが、自分に合っていたように感じたんです。韓国スタイルでよく見かける、フレアデザインやスクール感のあるスタイルが僕の明るい髪色と相性が良いので、秋冬も着てみたいですね』

衣装協力/KEBOZ NAGOYA
◎米谷さん着用
CHINO JACKET¥16,500、CHINO WIDE PANTS¥12,100、GUCCIMAZE × KEBOZ 01 S/S TEE¥6,600
◎佐藤さん着用
EFG SWEAT POLO¥16,500、STRETCH WIDE PANTS¥15,400
◎中原さん着用
OX BALL SHIRT¥15,400、SOLOTEX STRETCH TWILL PANTS¥14,300
◎松岡さん着用
KEBOZ × EBBETS FIELD FLANNELE EFG BALL CAP¥12,100、EFG SWEAT VARSITY JACKET¥19,800、5 POCKET DENIM PANTS KEBOZ FIT¥16,500
◎三隅さん着用
BB SMALL WAPPEN SWEAT FULL ZIP HOODIE¥15,400、PGD L/S TEE¥6,600、COTTON RELAX JOG PANTS¥13,200

撮影/鈴木啓司(@studio_phogross
取材・文/山田 有真(@merrymerry399

NANAKORO!

表題曲の「NANAKORO!」は”七転び八起”をテーマにした全力全魂のシャカリキ直球ラブソング!B盤には真夏の花火を大切な誰かと観る切ない夏ソング「恋華火」、M盤には、あー!BMKってこうだったよね!と思わず笑ってしまう?!タイトル通りのアチアチソング「あっちっち!」、K盤には「考えるな、感じろ!(DON’T THINK! FEEL!)」をテーマにBMKが新境地に挑む注目曲「FEEL」を収録。