大原櫻子の音楽活動10周年記念としてリリースされた自身初の
オールタイムシングルベスト。
これまでの彼女の10年の歩み、成長、そして情熱。
アルバムを通じて、語ってもらったこれからの大原櫻子‥。
自身に直撃インタビュー!
・まず振り返ってみてこの10年はどんな10年でしたか?
17歳からオーディションを受けてデビューさせていただいて、当時は学生と仕事の両立もありましたし、20歳、成人という大きな節目もありましたし、こういうお仕事をしていなくても、いろんなことが変化する時期、10年だったと思いますが、歌にお芝居に、こんなに濃厚な10年はなかったんじゃないかなと思うくらい充実した10年でしたね。
・この10周年で、アーティスト大原櫻子として、どれくらい成長できましたか?
自分で言うのもあれですけど、すごい成長はしているなと思っていて。なんでかって言うと、17歳までは、お芝居も歌もプロフェッショナルな現場には立ったことがなかったですし、本当に右も左もわからないゼロの状態だったので。別に今が100できているとは思わないですけど、ゼロの状態だった頃からを考えたら、やっぱり成長はしてるなと感じてます。
・ここからの10年先の展望や目標、新しくチャレンジしたいことなどありますか?
いいものを作りたいっていう思いは、お芝居でも歌でも根本的にあるんですけど、その深さがさらに変わってきてるなと。30代後半に向かっては、なんだろ?大人なショーというか、ディナーショーではないんですが、ちょっとお洒落な大人なライブをやってみたいなと。
それは、曲やお芝居に関しても同じような感覚でしょうか?
そうですね。もちろん、初心も忘れず、はっちゃけるようなライブもとっても楽しいですし、今回、「ハイッ!10ション!」というライブも9月から始まるので、お祭り騒ぎのようなライブになると思うんですけど、そういうのもやりつつ、もっと聴かせるっていうか、ゆっくり音楽を楽しんで頂ける、そういった機会もあったらいいなと思っています。
・そして今回10周年を記念してリリースされるご自身初のオールタイムシングルベストですが、リリースの心境はどうですか?
それこそ、さっきの話じゃないんですけど、本当に成長を何で感じるか?っていうとホント、この1枚だなって思いますね。
曲も、デビューしてリリースした順番に収録されているというところでは、本当にこの1枚で大原櫻子ってこんなに成長したんだって思ってもらえるような1枚になったんじゃないかと思いますね。
・ご自身としてアルバムの仕上がりに関してどう思われていますか?
オールタイムシングルベストって言ってるんですけど、シングルじゃないんですが、ライブでファンの方から、これは定番曲になってきたなっていう曲や、この曲はもう一回聞きたい!ってファンの方から愛されるようになった曲など、特にコレは!っていう思い入れのある曲も入れたりしていますので、ある意味、新しく大原櫻子を聴いてくださる方に知って頂ける1枚でもあれば、ファンの方にとっては濃厚な思い出がいっぱい詰まった、そんな1枚になってると思います。
・ファンのみならず、初めこのアルバムを手にする方へ、アルバムの見所、聞きどころを教えてもらえますか?
この10年間で、初めて自分が作詞に協力した「瞳」という曲とか、音楽をやり始めたからこそ自分で歌詞を書けた曲など、他にもいろいろあって、「瞳」の時は、亀田誠治さんとの共作だったんですが、私自身が創作したものも収録されているので、こういう考え方とか、言葉とか、発信したいことを持ってるんだなって思ってもらえる曲もたくさんあるので、そういう意味では、クリエイターの方とも色々曲を作っているんですけど、私らしさっていうのも、どんどんどんどん歳を重ねるごとに出ていっていると思うので、そういう部分を聴いていただいて、受け取って頂けるメッセージがあればいいかなと思います。
・名古屋にきたら、いつもしていることや行くところなど、大原流、名古屋の歩き方ってありますか?
毎月来ているので、もう庭です(笑)
新幹線を出たところにある「美濃味しょう」は絶対行きますね。
「ひつまぶしハナオカ」もよく行きます。結構、隠れ家的なところです。
・今回ナゴヤエンタメ祭りでは、大トリを務められますが、直前の意気込みのほどは?
この暑い(カッコでクソ暑いって書いておいてください笑)中、この間も久々に東京でライブを外でやらせていただいたんですけど、やっぱり時間帯によってはとっても気持ちのいい、広がりのある空間で歌わせてもらえるのは、とっても楽しいなと思っていて。なのでそれまで5ヶ月間、ミュージカルの稽古をやってという生活だったので、ずっと劇場にこもっている時間が多かったんですよね。なので、水を得た魚のように、ライブでも歌わせていただて、やっぱ楽しいなって思ったので、エンタメ祭りも本当に楽しみです!暑さを忘れさせれるくらい楽しいライブにしたいなと。
・この後、10周年のツアーも始まりますが、愛知は9月15日ダイアモンドホール。どんなライブにしたいですか?
タイトルが「ハイッ!10ション!」ということもあって、10周年の集大成でもあるので、懐かしい曲から新曲まで、且、みんなが飛び跳ねていろんなことを忘れて、ハイテンションになってもらえるような楽しいライブにしたいなと思ってます。
・最後に、スナマグ(ファッション&カルチャーのフリーマガジンと美容専門学生向けのヘアマガジン)を見ている若い世代や学生さんにメッセージをお願いします!
とにかく学生時代にいろんなことを楽しめるんじゃないかと思いますので、それこそサークルに入ったりとか、人脈を広げられる時期だと思うので、私自身、大学にいって、日本芸術大学の映画学科だったので、より今の仕事に近いことを学ぶ大学でもあったので、OG、OBに会うことも非常に多くて、そうすると作品作りの絆っていうのがグッと深まったりもするので、やっぱり学生時代の友人関係とかってすごく大事だなって思うので、是非、人脈をたくさん拡げて、夢が見つからない人は、たくさん人に相談して、夢を見つけるとか、とにかく楽しんで欲しいなって思います。
・ありがとうございました!