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1stアルバム「the FIRST」発売記念! BMKスペシャルインタビューin大須

BMKが1stアルバム「the FIRST」を発売!アルバムには、「だって今日まで恋煩い」や「おばけ ばけばけ ばけがっちゃ」などシングル曲、さらにはBMKが作詞に挑戦した「ありがとうの音。」など様々な曲が収録。WHITE盤・BLACK盤の2形態で発売されることにちなみ、スナマグでは「ありがとうの音。」MVロケ地となった大須にて、夜(=BLACK)に今季のトレンドカラー・白(=WHITE)をテーマにしたファッションロケを敢行!スナマグ撮り下ろしの写真と共に、アルバムの魅力をたっぷりご紹介。

―メジャーデビュー初の1stアルバム!発売が決まった時の感想から教えてください。

佐藤:「元々、アルバムを発売したい気持ちがあったので、こんなにも早くアルバム発売が実現して嬉しかったです!新曲が収録されていたり、同じ曲でもWHITE盤・BLACK盤によって収録順が違っていたり、僕たちが予想していた以上に制作チームの皆さんがこだわってくださっていて、嬉しかったです!」

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米谷:「まさか、WHITE盤・BLACK盤の2形態で発売できるとは思わなかったです。あと、アルバムが発売できるくらいの楽曲数を僕たちが持っていることにも驚きました」

三隅:「そうだよね!僕もびっくりした!」

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中原:「収録されていない曲もあるくらいだからね」

―WHITE盤・BLACK盤はどのような違いがあるのでしょうか?

佐藤:「一番は収録順です!BMKはやっぱりライブを見ていただきたいグループなので、ライブを意識した収録順になっているんです。1曲目から12曲目「ありがとうの音。」までで、1つのライブが完成することを想定しています。聞いてくださる方にも、ライブを想像しながら聞いて欲しいという思いで、2形態という形をとっています!」

撮影協力/古着屋 JAM 名古屋店

―2種類のライブを体感できるということですね!

佐藤:「そうです!個人的なイメージは、WHITE盤はホールライブで、BLACK盤がライブハウスのイメージです!WHITE盤はBMKの楽曲のなかでも爽やかで、まっすぐにメッセージを伝えている曲が多くて“追い風”のような雰囲気。何かをスタートするとき、エンジンになるような前向きな歌が多いです。逆にBLACK盤は“逆風”のイメージ!僕たちは色んな風を受けて上昇するグループなので、向かい風に立ち向かっていけるような曲が多く収録されているような気がします」

ー過去にインタビューさせていただいた曲も多数収録されていますね!「TOP OF TOP」の仮歌の時点で明らかに松岡くんを意識したパートがあった話や、中原くんがハモりを特訓している話など、色々思い出します(笑)

撮影協力/古着屋RUSHOUT名古屋大須店 トップス¥1,990、シャツ¥3,289、ボトムス¥3,990

中原:「特訓していましたね!(笑)それこそ、「モンスターフライト」はメジャーデビューしたばかりに収録していた曲で、「アッカンワラベー」が一番最近に収録した曲です。この2曲を聞き比べていただくと、僕の成長と僕たちが活動してきた3年間の成長を耳で感じていただけるかと思います。個人的には、自分の表現の仕方のレベルが上がっていると思うので、その部分が皆さんに届いたら嬉しいです」

松岡:「「TOP OF TOP」の僕が歌う宣誓部分については、今は愛情が湧いています(笑)収録当時は「選抜」という感覚だったのでフラットに歌っていたけれど、ライブで何回も歌っていくうちに、「自分のパート」としての責任感も出てきました」

シャツ¥6,589、ボトムス¥3,289

―皆さんの成長や変化を感じることができるアルバムですね!「Original Future」、「アッカンワラベー」、「巣立ちAway」、「ありがとうの音。」の4曲が新曲として収録されています。

佐藤:「「Original Future」は“途中から見直す夢”というテーマがあるように感じます。0から見る夢ではなく、“今の自分のステージのなかで、新たな道へ進むにはどうすればいいか?”という応援歌になっています。夢を叶えた方や定着した仕事を持っている方が、新たな旅立ちをするときに勇気になる曲だと思います」

―「巣立ちAway」は失恋ソングと思いきや、失恋の先にあるもっと大きな何かの成長を歌っているような印象を受けました。

三隅:「「Original Future」とは対局の曲だと思います。「午後10時のon the road」のように恋愛をテーマにした楽曲はあったけど、BMKの楽曲のなかでありそうで、なかった雰囲気の曲だと思います。「午後10時のon the road」を歌っていたのは2~3年前。そこから様々な舞台や番組に出演させていただいたり、歌って踊る以外の活動を色々させていただきました。「巣立ちAway」は、そんな経験を経た今の僕たちだからこそ、歌える曲なのかなと思います」

シャツ¥3,289、ベスト¥3,289、ボトムス¥5,489

―「アッカンワラベー」は、歌詞に“にらめっこ”や“かごめかごめ”など昔ながらの言葉が散りばめられている部分が印象的でした。

米谷:「かわいい言葉が散りばめられていますよね。僕たちの世代でギリギリ遊んだことのある遊びの名前だったので、もしかしたら今の子達はこの遊びをやったことないのかもしれないなぁとも思いました。あと、“盛り上がっていこうぜー!!”みたいなオラオラ系の曲が多いBMKの楽曲のなかで、「アッカンワラベー」はいい意味でオシャレな曲だと思います。リズムも今までの楽曲と違うので、歌うのが難しくて…。何回も撮り直したりして、新曲のレコーディングのなかで一番苦労しました。それに、ぜひけんぱ(松岡くん)のアツい落ちサビを聞いて欲しいですね(笑)」

松岡:「そうですね!紆余曲折あって、落ちサビを歌わせていただくことになって・・・」

三隅:「歌わせていただくっていうと聞こえは良いけど、奪い取ったって感じだよね(笑)」

―それは、どういうことですか?(笑)

松岡:「元々、「アッカンワラベー」の落ちサビは、米ちゃん(米谷くん)のパートだったんです。だけど、僕が歌いたいな~って思って…(笑)歌の先生にアピールしたり、他のメンバーにも先生に“松岡が落ちサビを歌いたいって言っていた!”って言っておいて!って根回しをお願いしたり。」

中原:「米ちゃんにも、ちょっと下手に歌ってくれって言ったりね(笑)」

米谷:「他のメンバーからもけんぱがそういう動きをしている話を聞いていたけど、まさか変更はないだろうと思っていました。でも出来上がりを聞いたら、落ちサビがちゃんとけんぱになっていて…(笑)」

三隅:「もう暴挙ですね!(笑)」

米谷:「僕は制作チームに伝えたい。あ、いいんですね…?歌いたいところ、歌えるんですね…。と!(笑)」

松岡:「くじけた米ちゃんの分まで、頑張って歌いたいと思います(笑)!」

中原:「本番では一音もハズせないね(笑)」

―「ありがとうの音。」ではBMKさん全員で初めての作詞に挑戦しています!どのように仕上げていきましたか?

米谷:「まず最初に、メンバーそれぞれが歌詞を箇条書きでYUMIKO先生に提出して、歌詞を並べていきました。割と平等に歌詞は採用していただいて、ミーティングで話していたワードも入っていたりもします」

三隅:「メンバー全員がすごくたくさんの歌詞を提出しました!1人30~40フレーズくらい提出していると思います」

松岡:「誰がどの歌詞を提出したのか、メンバー同士で答え合わせはしていないけど、“このメンバーっぽいな”と思う歌詞はいくつかあります」

三隅:「実は歌詞は3パターンあったんです。サビがすべて違っていたり、1番と落ちサビは同じサビだけど、2番のサビは違うとか。なので、まず3パターンの中で、どのパターンでいくかを決めていきました。そういう過程で、消えていった歌詞はいくつかあります。消えていったサビの歌詞に僕が書いた歌詞もあったり…(笑)」

中原:「え!そうなの!?初めて知った!」

佐藤:「実は別のパターン、俺の歌詞ばかりだったんだよ(笑)「みんなの歌詞、使われてる?(笑)」って思うくらい(笑)」

三隅:「最初に歌詞を提出するとき、たくみん(佐藤くん)なんて頭から全部作詞して提出していたもんね!(笑)今回やむなく消えていった歌詞は、皆さんに言葉としてお伝えすることはできないけど、歌ってる時に頭のなかによぎります。そういう思いをのせながら、歌っていきたいなと思いますね」

―1つのパターンを選んで、またそこからブラッシュアップをしていったイメージでしょうか?

三隅:「そうです!選んだパターンの歌詞をコピーした紙を、歌詞ごとに切って、貼ったりして、順番を変えてみたりもしました」

米谷:「作詞は初めてだったので、すごく難しかったです。正解がないから、終わりがなくて…」

三隅:「多数決で決められるものでもないからね」

中原:「あと日によって、歌詞に感じる思いも変わったりしたよね」

米谷:「匠のバージョンは次のアルバムで聴きたいよね」

三隅:「それこそ、ボーナストラックとかで!」

佐藤:「まだ3パターンのうち、どのパターンでいくか決まっていなかった時、全部のパターンの仮歌を僕が歌ってるんだよね。だから、伝説の僕のソロバージョンが1曲分あるんです(笑)」

撮影協力/アニーのアイスクリーム屋さん

―MVは大須商店街で撮影!BOYS AND MENさんやボイメンエリア研究生の皆さんなどたくさんの人が登場しています。

佐藤:「先輩たちのバックで踊る経験をしてきたので、研究生の子達の撮影に対する緊張感や大変さも分かるし、先輩達のバックで踊ってきた僕たちが一番前で踊らせていただける嬉しい気持ち、二つの気持ちが一緒にあって不思議な感覚でした」

三隅:「MVの撮影中、古着屋『CURCUS』さんのウミジさんが撮影の様子を見に来てくれたんです。ちょうどMVの撮影場所がお店の近くだったので、横で手を振ってくれたりして、嬉しかったです」

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松岡:「愛知県でのMV撮影は初めてだったし、スナマグさんの撮影でもよく来たことがある大須商店街で撮影できたことは嬉しかったです!個人的にもしょっちゅう来ている場所だし、みかちゃん(三隅くん)なんて、大須に来れば会える人だから!(笑)」

三隅:「ほんと、その通り!」

中原:「MVでは大須商店街の方々にもご登場いただいています。実際にお店にお伺いして、お店の方とご相談して“こんな感じで撮ろうか!”と撮影内容を決めたりして。服屋さんで撮影した時も、“せっかくだから、服着ていいよ!”とお店の服を着させていただいたり、たくさんご協力をいただきました!」

米谷:「本当に見所がいっぱいだよね!ぜひ、MVと一緒にアルバムを聴いていただけたら嬉しいです!」

撮影/水野由佳 取材・文/山田有真

プロフィール

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BMK

BMK(Big Monster Kite)ビーエムケー/コンセプトは“凧のように逆風を受けるほど上昇する、逆境に負けないグループ”。元気の勇気を発信し続ける5 人組エンタメ集団。2021 年1 月にシングル「モンスターフライト」でメジャーデビューを果たし、オリコンウィークリーCD シングルランキングで初登場2 位を獲得。「だって今日まで恋煩い-シーズン2-」は、2022年9月度「ゴールドディスク認定作品」に認定された。BMKメジャー1stアルバム「the FIRST」【WHITE盤】【BLACK盤】が発売中!BMK公式サイト▶https://bmk-official.com/