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MonkeyFlip メガネの時間。vol.6

スナマグをご覧のみなさまこんにちは。 MonkeyFlipRossoの高橋です。

 

サッカーのワールドカップも始まりましたが、個人的な見どころはメッシ選手と

クリスティアーノ・ロナウド選手。

 

二人とも年齢的にラストW杯と言われているので、結果が

どうあれ、同世代でもある僕は終わった時に泣いている予感がしますね。

どんどん若いスター選手が出てきますが、それでも彼らが間違いなく主役になるでしょう。

当分夜更かし&寝不足決定ですね。

 

さてさて6回目を迎える「メガネの時間」ですが、今回のテーマは「フィンチ眼鏡」

フィンチ眼鏡というと耳馴染みのない言葉だと思いますが、

鼻眼鏡といえばなんとなく想像できるとかと思います。

ブリッジのパーツで鼻を摘まんでかける構造になっている、

昔の英国紳士がしていそうなイメージのアレです。

丸眼鏡や繩手眼鏡などのクラシックフレームを積極的に揃える

当店にも、200年の時を超え、遂に入荷してきました。

とはいってもコチラは実は復刻品。

 

今時どこの眼鏡屋に行っても、フィンチ眼鏡なんて売っている

店はそうありません。骨董市巡りで見つかるかどうか…。

 

そんな中、福井県のとある物好きな眼鏡企画会社が、

クラウドファンディングで資金を集め現代に蘇らせたマニアックな鼻眼鏡がこちらなのです。

 

StormyWeatherBeyond

27,500円(税込)

 

そもそも眼鏡が発明されたのは13世紀のヨーロッパとのことですが、

当時の眼鏡は耳にかけるツルなんて無く、使う際に手で持つか鼻に

乗せる以外に方法がありませんでした。

それが鼻眼鏡のはじまり。

 

そこから300年という結構な時を経て16世紀にツル付きの眼鏡が

発明され、私たちが普段目にする眼鏡の形が出来上がったのですが、

なぜか19世紀末に欧米で鼻眼鏡のリバイバルブームが起こります。

機能的にシンプルで、視界の補助に必要な時だけ取り出し着用する

所作が、ジェントルマン的な雰囲気になるとのことで、英国紳士に

大流行したとかしないとか。

さすがにそんなブームは終わり、この100年でいつの間にか姿を

消しています。

 

さて、このプロジェクトを企画したのは眼鏡の聖地、福井県の

株式会社EdPLaさん。

洗練されたデザインと機能美を併せ持つ、当時のフィンチ型に

魅せられ、現代に蘇らせたいという思いでクラウドファンディング

をスタート。

 

そして見事に資金を調達し、日本の眼鏡職人の手によって完璧な

クオリティで再現に成功。

 

 

 

巡り巡って当店の店頭に並んでおります。

 

 

眼鏡を製作したのは、眼鏡の聖地「福井県」で65年以上続く

眼鏡工場の職人さんたちです。

 

普段はメタルの眼鏡枠を作っているそうですが、今となっては珍しい構造の200年前の

フィンチ型眼鏡の製作ともすれば、

製作工程で試行錯誤はあっただろうと思われますが、流石の

クオリティで仕上がっております。

また、秀逸な眼鏡の為に、ケースも拘っています。

創業40年の革職人が姫路レザーを使い一個一個、裁断・縫製・型押しして手作りしています。

ちなみに、気になる実用性ですが、鼻を摘まんで留まっている為、激しい運動には耐えられません。

そして重要なポイントですが、鼻の形によっては上手く挟まらないの

で、ご購入の際は一度試してもらった方が良いです。

 

しかし、そんなデメリットも吹き飛ばすほどの魅力が詰まった

フィンチ眼鏡、昔の世界観を楽しみたい人に是非チェックしてもらいたい逸品です。

 

MonkeyFlipRosso 高橋

 

Rosso HP http://monkeyflip-rosso.com/

SHOP DATA

店名

MonkeyFlip 本店

取扱ブランド

MonkeyFlip

カテゴリー

アクセサリー | メンズ | レディース

Tel

052-251-3140

営業時間

11:00〜19:00

定休日

火曜定休

住所

名古屋市中区大須3-25-22

リンク

SHOP DATA

店名

MonkeyFlip Rosso

取扱ブランド

MonkeyFlip | BLACK FLYS | A.D.S.R. | ENALLOID | SHURON | etc

カテゴリー

アクセサリー | メンズ | レディース

Tel

052-261-7500

営業時間

11:00〜19:00

定休日

無休

住所

名古屋市中区大須3-36-10

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