メンバー全員が

タイトルから曲調、歌詞まで

こだわりをもって参加した

―メンバー7人で協力して作られた「BLUE DAISY」。タイトルの由来を教えてください。

HIROTO：「BLUE DAISY」というタイトルは、メンバー全員で決めました。僕たちのグループ名がツタ植物のアイビーの花言葉に由来しているので、曲名も花言葉を意識したいねと、みんなで一生懸命調べて。「ブルーデイジー」は花言葉も素敵だし、直感的にいいなと思いました。タイトルから曲の雰囲気をみんなで膨らませて、音楽プロデューサーの方に相談していきました。

YU-TA：タイトルから曲のテーマまで、0から自分達で決めることが初めてだったので、色んなこだわりも持って曲作りに参加させていただきました。IVVYらしい爽やかな雰囲気を出したいと思ったし、「Alice」や「One love」などファンの方々に人気のある曲の曲調も取り入れたいなと。あと、7人の新体制だからこそ映える、サウンド作りも意識しました。

―曲を仕上げていく上で、とくに意識した部分はありますか？

YU-TA：新体制一発目のシングルということで、言葉の言い回しなど歌詞を大切にしました。曲調と同様に共感性の高い歌詞にしたかったし、僕たちが生きてきた道のりが伝わるものにしたくて。

HITORO：メンバー全員の曲に対しての想いが近かったから、スムーズに歌詞や曲調は決まっていきましたね。

―新体制ながらも、グループ内の風通しの良さをすごく感じます。

HIROTO：風しかないですね（笑）壁もないと思う（笑）僕たちのような元々在籍していたメンバー同士が仲が良くて、その空気感に新メンバー3人がのまれているというか（笑）

YU-TA：いい意味で縦社会じゃないんです。新メンバーも“同期”という感覚。上下関係なく意見のすり合せができていると思います。

“蕾から咲いていこう！”という

ポジティブな歌詞が

グループとリンクする

―音楽を通して多くの人々に運びたい“幸せ”を詰めた今作。お二人はどんな幸せを込めましたか？

HITORO：僕たちのことを書いてくれている歌詞なので、歌詞に込められた、“蕾から咲いていこう！”という前向きな想いが、グループの今ととてもリンクするんですよね。そんなポジティブな想いに、“幸せ”を感じます。その幸せを自分自身も歌いながら、噛みしめています。

YU-TA：今こうしてグループ活動ができていること、新メンバー3人に出会えた幸せを込めました。7人が7つの道を歩んできたからこそ僕らは出会えたし、お互いに歩んできた道もリスペストしています。メンバーの存在がなかったら、この曲にも出会えなかったし、その“幸運”が今一番伝えたい幸せです。

―5月開催の名古屋ライブでは本曲を披露しましたね！

HITORO：披露することができて、すごく幸せでした！名古屋のライブはツアー初日で、たくさんのお客さんが来てくれたことも本当に嬉しかったです。幸せを噛みしめすぎて、披露したときの記憶が幸せだったこと以外、覚えてないんですよね（笑）

YU-TA：披露した後のお客さん達の笑顔が見ることができて嬉しかったです！みんなの笑顔がこの曲の良さを物語っているなと思いました。

―個人的に聴いてほしいポイントはありますか？

HIROTO：蕾から花が咲いていくように、終盤にかけて、曲調が一気に舞い上がっていく様子ですね。ドラマチックだし、歌っている僕自身も心の中で花が咲いたように“ワッ”と楽しさが溢れてきます。

YU-TA：僕たち7人の7つの道が集まるストーリーを描いた曲だけど、自分の人生やバックホーンにあてはめて聴いてほしいです。花にも、水をあげる時や花が咲く時があるように、誰の人生にも色んなタイミングがある。今悩んでいることがあっても、“絶対花が咲くときがくる！”とポジティブな気分になれると思います。

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撮影／鈴木啓司

取材・文／山田有真