雨のパレード

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インタビュー 2022.4.11

雨のパレード インタビュー

新曲「first step」が3月17日(木)から配信スタート!

3月17日(木)から配信がスタートした、雨のパレードの新曲「first step」。ファッションブランド「GLOBAL WORK」の人気商品「ウツクシルエットパンツ」の新TVCMの為に書き下ろされた本曲は、“自分のコンプレックスを自信に変えられる”というウツクシルエットパンツの前向きな商品コンセプトに寄り添い、「もっと自分を愛せるように」というメンバーの想いが込められている。歌詞とメロディーに託した想いからメンバー達のファッション事情まで、インタビュー!

プロフィール

雨のパレード

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2013年に結成。インディR&B、エレクトロハウス、アンビエントなどのジャンルやロックからポップスまで様々なジャンルの音楽性を独自にクロスオーバーさせ、新時代のポップスを提唱する3人組。音楽性、形態、すべてにおいて“枠に促われない”スタンスで、独自の存在感を放っている。

“自分のコンプレックスを自信に変える”という、商品コンセプトに寄り添って作りました。

―「ウツクシルエットパンツ」の新TVCMの為に書き下ろした本曲。どのように制作を進めていきましたか?

福永:“自分のコンプレックスを自信に変える”という、ウツクシルエットの商品コンセプトに寄り添った曲を作りたいという思いで制作に取りかかりました。コンセプトに寄り添うことで新しい気付きを得ることができる。新しい視点で楽曲を作ることができるので、まずは寄り添うことを大切にしました。

―「私」視点で描かれた本曲。「私」のイメージを築くために行ったことなどはありますか?

福永:女性目線で曲を書くことは初めてだったので、“強くなっていく女性の姿”や“街を一人で胸を張って歩く女性”などを自分の中でイメージして作っていきました。あとは、メンバーの大澤に意見を聞いたりしました。

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大澤:そうですね。一番印象に残っている質問だと、「自分が一番自信を持てる瞬間っていつ?」とか。私は好きなものを身に付けることが自信に繋がるので、そういう話をしたりしましたね。

―“必要なのは自信だけだ”という歌詞が表すように、力強く進んでいく「私」にパワーをもらう人も多いのではと思いました!春らしい爽やかなメロディーがより、歌詞の魅力を引き立たせています。どのように作曲・編曲は進めていきましたか?

福永:TVCMの映像を先にいただいていたので、映像にハマる曲を目指して制作に向かいました。そこから、グローバルワークの方々と話し合いながら意見も取り入れて曲を作っていきましたね。

雨のパレード春らしい爽やかな雰囲気のなかに、
“ハッ”とするような音を入れる点が、
雨のパレードらしいと思います。

―雨のパレードさんの楽曲は、コーラスや様々な音がバランスよく重ねられている点に魅力を感じます。本曲の編曲でこだわった部分などはありますか?

福永:曲の最初に流れてくるメロディーが、メンバー的に“とてもいいな”という話になって、そのメロディーに肉付けしていく形で編曲・作曲を進めていったんですよね。少し突き抜けた雰囲気も欲しかったので、“秒針の音”を入れて面白みをプラスしてみたりしました。

山﨑:浩平くんが言ってくれたように、メインとなるメロディーからサウンドが広がっていきました。今まで自分たちが試行錯誤して見つけてきた曲作りの流れや手法を活かしつつ、前向きな気持ちになれる、春らしい曲調や展開を上手く作れたと思います。

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―“春らしさ”を描くためにどのようなアプローチをしましたか?

福永:ギターのカッティングの感じと、クラップのディバーブ感、あとはタンバリンがシャカシャカ鳴っているので、そのあたりが“春らしさ”を演出していると思います。

山﨑:そうですね。全体的に少し弾んでいるようなリズム感を作るのに、ギターやタンバリンが作用していると思います。

大澤:あと、ドラムのタムは2Aとかにあるんです。2Aって結構バッチバチに悪い雰囲気がする音なんですよね(笑)春らしい綺麗な雰囲気ではなく、ダーティーなサウンドを選びました。そういうハッとするようなタム回しの音作りをしていて、爽やかな雰囲気に“ハッ!”とさせる音を入れていることが私たちらしいなと思います。あと、女性目線の曲なので、コーラスに女性の声が入っていた方がいいなと思って、自分の声が入っていたりします。

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―曲中に「予定通りできない それも私の個性」という歌詞があります。皆さん自身、こういう部分が自分は上手くいかないなと、感じることはありますか?

福永:僕は歌詞と同じく「予定通りできない」部分ですね(笑)

山﨑:そうかな~、気になるほどでもないよ?(笑)

大澤:いい意味で悩みがなさそう(笑)

山﨑:僕は多々ありますよ(笑)具体的にこれ!という悩みはないけど、総合的な能力グラフがあったら、満点を付けられる部分が見つけづらい(笑)でもそれもひとつの自分の個性だと受け止めることも大切だと思っています。

大澤:私は何事も気にしすぎるタイプで、“これで良かったのだろうか”と日々反省をしてしまいます(笑)でも最近やっと、そういう思考が自分を成長させてくれるキッカケになるんだなと思えるようになりました。洋服やメイクも好きなので、好きな服を着て気分を上げることが、自信に繋がることもありますね。

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服がとても好きなので結構買ってます!
仲の良い古着屋さんも多いです。

―皆さんのファッション事情についてもお伺いさせてください

福永:服がとても好きなので結構買ってます!ブランドだと「OUR LEGACY」や「LEMAIRE」などが好きで、男性が着こなす「MARNI」も良いなと思う。好きなセレクトショップで扱っているブランドのアイテムをよく着ますね。高円寺に住んでいた時は、色んな古着屋さんを巡っていました。仲の良い古着屋さんも多いので、古着もよく買いに行ったりしていますね。

―服を選ぶ基準はありますか?

福永:最近はアースカラーの服を選びます。90年代のストリートっぽいアイテムも買います。

山﨑:服は人並みには好きですね(笑)あれやこれやと買うこともできないので、割と1着を長く着回すタイプです。僕は日常的に着やすい生地感の良い服が好き。あとはシルエットもすごく大事ですね。自分のスタイルが流行りの服とあまり合わない気がして、着た時にいいシルエットに見えるものを選びます。色にはこだわりはないけど、黒のアイテムが多いんですよね(笑)でも、最近は色んなカラーや柄モノにも興味があります。

大澤:私も康介さんみたいにモノトーンが多かったんですが、色々なブランドのデザイナーさんと知り合って、新しいブランドを知っていくなかで「黒だけではもったいないな」という気持ちが出てきたんです。なので黒以外も着てみたり、幅広い色の服を選ぶようになりました。

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―「スナマグ」が名古屋を拠点としたWEBマガジン・雑誌です。名古屋の思い出はありますか?

全員:『味仙』ですね!

福永:何十回も行ってます。

大澤:最初食べた時はすごく辛かったんですけど、再び名古屋に来たら食べたくなって…!(笑)あと、名古屋は喫茶店がたくさんあると聞いたので、行ってみたいです。

福永:名古屋の街を散策したことがないので、古着屋さんとかもまだ行ったことがないんですよね。

―では是非次回、大須で古着屋さんや喫茶店を巡るファッションロケなどできたら嬉しいです。

全員:ぜひぜひ、ありがとうございます!

取材・文/山田有真

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first step

「GLOBAL WORK」のロングセラー商品「ウツクシルエットパンツ」の新TVCMの為に書き下ろされた楽曲。“自分のコンプレックスを自信に変えられる”というウツクシルエットパンツの前向きな商品コンセプトに寄り添うように、春という新たなスタートを期待させるアップテンポなメロディーに、抱える不安を和らげ肯定してくれる歌詞が人に自信を持たせてくれる。